レースフラッグの意味
モータースポーツではドライバーに対して、前方にある危険の存在を知らせたり、レースコントロールからの指示を伝えるために、コース脇にあるオブザベーションポストからフラッグ(旗)を振ることによって知らせます。
フラッグの種類は様々で色々な使われ方があります。また、四輪(クルマ)と二輪(バイク)では運用ルールも異なりますので、区別して理解する必要があります。
モータースポーツ初心者の方はフラッグの意味を理解するところからスタートしてみてはいかがでしょうか?
フラッグの種類
赤旗 | 黄旗 |
オイル旗 |
青旗 |
白旗 |
緑旗 |
黒白旗 |
オレンジディスク |
黒旗 |
チェッカー |
国旗 |
コード60旗 |
『セーフティカー』、『フルコースイエロー』の運用ルール
レース中、アクシデントの発生などによってコース上に危険な状態が存在するものの、レースを中断するまでもないときに『セーフティカー (SC)』や『フルコースイエロー (FCY)』が導入される場合があります。
セーフティカーやフルコースイエローの導入から解除までの手順、導入中の禁止事項などのような基本的なルールから、F1のバーチャル・セーフティカー(VSC)の運用方法まで、わかりやすく解説します。
サーキット走行時の基本的なルール
レーシングカーでサーキットを走行するとき、ドライバーが守らなければならない様々なルールがあります。
例えば、定められたコースの外を走行することは『トラック・リミット』として禁止されています。また、トラブルなどでストップしてしまった車両を手押しで押し進めることも禁止されています。
レース中の車両同士の接触
モータースポーツでは順位を争っている車両同士が接触する場合があります。このような接触に対してはレースコントロールで審議され、どちらか一方のドライバーに過失や違反性があると判定された場合は『ペナルティ』が科せられる場合があります。
違反性が無いと判断されたり、接触の原因が双方のドライバーにあると判断された場合は『レーシングアクシデント』と判定されペナルティは科せられません。
ピットロード、ピット作業に関するルール
コース上だけではなく、『ピットロード』においても制限速度やピット作業などに関連する様々なルールがあります。
レース中に科せられるペナルティ
レース中にレギュレーションに反する行為を行ったドライバーに対しては『ペナルティ』が科せられます。
ペナルティには、『ドライブスルーペナルティ』、『ペナルティストップ』、『タイムペナルティ』があり、それぞれのペナルティの意味やどのようにペナルティが科せられるのかなどについて解説します。
レースのスタート手順
モータースポーツのTV中継では放送が始まったときには、すでに車両がグリッドに並んだ状態となっています。
レースのスタートがどのような手順で行われているのか、スタート前にはどのような守らなければならないルールがあるのかなどについて解説します。
レース終了後の流れ
トップの車両にチェッカーフラッグが振られてレースが終了してから、レース結果が発行されるまでの流れを解説します。
サーキット
モータースポーツの舞台となっているサーキットについてまとめました。
鈴鹿サーキット、富士スピードウェイ、モビリティリゾートもてぎなど、国内の主要なモータースポーツを開催している日本を代表するサーキットの紹介や、サーキットの種類や設備、レースシグナルの意味などの解説をまとめました。
レース形式・レーシングカーの種類
レースには様々なシリーズがあり、マシンも違えばレースの距離やチャンピオンの決め方なども様々です。複雑で難しいルールが多いですが、モータースポーツに関する基本的な知識を教えます。
モータースポーツに関する競技規則
モータースポーツの『競技規則 (スポーティング・レギュレーション)』はすべてのレースカテゴリーにおいて共通ではありません。
主に、FIA国際モータースポーツ競技規則、レースシリーズ毎の特別規則書、サーキット毎の特別規則書から構成されています。それぞれの規則書にどのようなことが記載されているのかについて解説します。
競技の種類
モータースポーツの競技と言っても様々な種類の競技があります。
四輪モータースポーツの競技としては、サーキットで複数の車両が同時にスタートして順位を争う『レース』、ラリーやジムカーナのようにあらかじめ決められたコースを単独で走行し、誰が一番速く走ることができるのかを争う『スピード競技』の2種類に大きく分類することができます。
レースオフィシャル
モータースポーツを運営する上で欠かすことのできない、影でモータースポーツを支えている『レースオフィシャル (競技役員)』について解説します。
国内外の主要モータースポーツカテゴリー